300 年住宅には、建物を長く保たせることができる、数多くの特許技術が含まれていますが、その技術はご要望により個別にご利用いただくことができます。特に次の3 つの技術は、これまでも購入者の支持・反響が多かった項目で、ご利用いただきやすいものです。
(1)ガーデンルーム(特許第3342431 号)

最大で4m×4m、約10 帖の大きさのバルコニーです。これまで1,500戸以上の実績があり、購入者の皆様からも好評いただいています。ガーデンニングをはじめ、ヨガなどの趣味や星を愉しんだり、子供のプールや布団干しを置くなど、多様な利用がされています。

(2)レンガの腰壁(特許第3328252 号)

技術的な効用としては、①タイルではないので剥離しない、②型枠が不要なので建設時に木材を消費しない、③荷重がコンクリートに比べ軽いなどがありますが、購入者の方からはその優れたデザイン(意匠性)を評価いただいています。

(3)外配管(特許第2915322 号 他)

マンションを飛躍的に長命化させる技術が「外配管」です。現在、給排水管の縦管は室内の壁の中に埋め込まれている状態です。これを「内配管」と呼びます。そのため、共用の給排水の縦管を修理・更新するためには、各住戸内に入って、壁や床等を撤去して、埋め込まれている部分のコンクリートをはつる為、大変な作業になります。また、上の階から下の階まで同時に作業を行う必要がある為、在宅してもらいながら、長期にわたって水が使えないといった不便が生じます。

「外配管」方式の場合は、共用の縦管は、廊下やバルコニーなどの各住戸の外に設置されていますので、縦管の修理・更新は各住戸に入らずに工事ができます(室内の横引管との接続工事のみ室内に入ります)。したがって、住みながら工事を行うことができます。

また、お部屋の中に縦管がないので、水廻りの設備機器(キッチン、洗面台、ユニットバス)も自由に配置することができます。これにより完全なフリープランを実現できるので、ライフスタイルの変化に柔軟に対応することができることも、大きな利点になります。特にリフォームのサイクルが短い賃貸マンションに於いては、入居者の嗜好に変化にあったプランに変化させやすく、住みながらでも設備配管を修理・更新できることは大変重要です。

 

これらの特許技術は、単独でも利用することができます。お問い合わせは、E メールで、①会社名、氏名、連絡先の電話番号等を記載の上、お願い致します。

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